-07年に98年長野五輪5位スキップの敦賀信人と一緒に混合ダブルスに出ている。当時との違いは

 小笠原 トリノ五輪の後、休養明けだったからぶっつけ本番だった。当時は、普及を兼ねての出場だったし、今の方が練習も積んで技術も成長しているはず。ただ、戦術面で専門に混合ダブルスをやっている人もいる中で初の経験。どこまで通用するか楽しみ。

 -1度、五輪への道が途絶えたが気持ちは切り替えられたか

 小笠原 チームでやってきて五輪に出られなかったという結果は受け止めている。混合ダブルスで通用するかは未知の世界。平昌を見るよりも、まずは日本でどれだけやれるかに意識を置いて臨みたい。

 ◆カーリング混合ダブルス 18年平昌五輪で新たに採用される。1チームは男子1人、女子1人の2人で構成。チーム戦(4人)では1エンド8個のストーンだが、混合団体は1エンド5個のストーンを投じ、8エンドで争う(エキストラエンド=延長あり)。平昌五輪出場は開催国の韓国を含め男女各8チーム。今後は日本選手権、同選手権優勝ペアが出場する世界選手権(4月22~29日、カナダ)がある。昨年と今年の世界選手権の順位で獲得する五輪ポイントの合計で、韓国以外の7カ国が決まる。