フィギュアスケート4大陸選手権3位の宇野昌磨(19=中京大)が23日、札幌冬季アジア大会の公式練習に臨んだ。

 平昌五輪の会場で行われた4大陸選手権から中3日の強行日程にもかかわらず、フリープログラムを通した練習では4回転ループ、同フリップなどを含むジャンプをすべて成功させた。

 20日に韓国から帰国し、その日は一日中部屋にこもって体を休めた。翌日から練習を開始し、22日に札幌入り。若さの成せるわざか「体は大丈夫です」と疲れはない様子だった。

 日の丸が付いた赤いジャージーに身を包み「自分を甘やかさずに、自分のやらなければいけないことをやらないと思った」。アジア地域だけのため、出場選手の顔ぶれは4大陸と比べ落ちるが「勝てる試合は、どの試合も勝ちにいくものだと思っている」と、全力で臨む。