世界ランク58位の西岡良仁(21=ミキハウス)が、同17位のジャック・ソック(24=米国)と対戦したが、第1セット途中で左膝を痛め棄権し、無念の敗退となった。

 第1セットの第3ゲームでつかんだ初のブレークポイントをものにしてリードした西岡は、続くサービスゲームの第4ゲームの立ち上がりで、両足を滑らせながらリターンした際に左膝を痛めた。メディカルタイムアウトを取ってベンチに戻ったが、「痛い」と声を上げ苦悶の表情。しかし、テーピングした後は試合に復帰。0-40とブレークピンチを迎えたが、ここは5ポイントを連取して踏ん張りキープした。4-2とリードした第7ゲーム中に雨が激しくなり試合は中断。恵みの雨になるかと思われたが、西岡陣営は棄権を決断した。