<フィギュアスケート:4大陸選手権>◇2日目◇5日(日本時間6日)◇カナダ・バンクーバー

 左の股(こ)関節を痛めている南里康晴(ふくや)が、男子SPを根性で滑りきった。「痛すぎてどうしようもできなかった」と振り返った通り、最初の3回転半で転倒。3回転+3回転も着氷が乱れた。だが、3回転ルッツは成功させ、11位にとどまったが滑り抜いた。「最初に失敗して、棄権が頭をよぎった。でも五輪の舞台なので、マイナスな面を出したくなかった。棄権せずに滑り終えて良かった」と話していた。