<アメリカンフットボール・パールボウル:鹿島20-17オービック>◇19日◇決勝◇東京ドーム

 鹿島が逆転勝ちで、春の社会人関東王座を連覇した。オービックにFGで先制され、さらにインターセプトからパスでTDされた。直後に93ヤードのキックオフリターンTDも、前半は7-10とリードされた。後半はFGを決めたが、第4QにQBサックからファンブルリターンTDで再び7点差に。ゴール前に攻め込みながらTDできなかったが、エンドゾーンでRBを捕まえてセイフティを挙げて5点差に。これで流れを引き寄せ、直後にRB丸田が9ヤードランで逆転TD。オービックの反撃を同点FG失敗に終わらせて20-17で逃げ切り。2度目の連覇で7度目の優勝となった。

 森ヘッドコーチは「前半受け身に回ってしまった。最後は相手も疲れてくるとは思ったが、勝ってホッとしている」と、苦戦の逆転勝ちを振り返った。