<ビーチバレー:国内ツアー第2戦大日本印章オープン>◇最終日◇16日◇愛知・新舞子マリンビーチ特設コート

 若くて、強くて、美しい。3拍子そろった美人女子大生の新星がヒロインだ。溝江明香(19=産業能率大)が田中姿子(34=エコ計画)とのペアで、ツアー最年少優勝を遂げた。2大会連続優勝を狙った浦田聖子(29)、西堀健実(28)組に21-18、21-19でストレート勝ち。「うれしい気持ちでいっぱい」と、昨年東京オープンで優勝した草野歩が持つ24歳の最年少記録を5歳も更新した。溝江はツアー2年目で初優勝。田中は12度目の優勝で、ツアー最多優勝となった。

 第1セットは、常に主導権を握りリードして先取。第2セットは16-19の劣勢から、田中のサーブや溝江のブロックなどで5点を連取し逆転で奪うと「これからも日本のトップにどんどん勝ちたい」(溝江)と、15歳差のペアはしっかりと抱き合った。