競泳男子平泳ぎで2008年北京五輪に出場した末永雄太(25=チームアリーナ)、27日まで行われた日本短水路選手権を最後に現役引退することを表明した。今後は所属するデサントの社員として働く予定。

 最後のレースとなったこの日の200メートル平泳ぎで3位となり、北島康介(日本コカ・コーラ)とともに表彰台に立った。「もう1度五輪に向かう意志と覚悟がなかった。最後に康介さんとレースできて良かった。最高の水泳人生だった」と涙ぐみながら話した。