日本体操協会は3日、東京都内で常務理事会を開き、昨年の世界選手権で個人総合優勝など計4個のメダルを獲得した内村航平(日体大)に報奨金180万円を贈ることを決めた。団体総合と床運動は銀、平行棒は銅メダルで規定の支給額は130万円だが、個人総合は日本勢初の2連覇だったためボーナスで50万円が上積みされた。

 新体操の世界選手権(9月・フランス)個人代表の選考方法も決まり、昨年と同様に複数回の試技会を実施する。世界で戦える目安として、1種目でも26点台を出すことなどが判断材料となる。