1998年長野五輪ノルディックスキー距離男子30キロクラシカルの金メダリスト、ミカ・ミュルレ氏(フィンランド)が5日、遺体で見つかった。41歳だった。捜査当局は犯罪が関係することを否定したが、死因など詳細は明かさなかった。

 ミュルレ氏は長野での金メダルを含め、五輪で6個のメダルを獲得。世界選手権で4度優勝した。2001年にドーピング違反で2年間の資格停止処分を受け、その後復帰したが、05年に引退した。