日本オリンピック委員会(JOC)協賛社の味の素は25日、栄養補助剤「アミノバイタル」の販売数に応じ、ロンドン五輪の強化資金をJOCに提供する「ビクトリープロジェクト」を実施すると発表した。

 来年1~6月に売れた補助剤スティック1本、タブレット4粒につき1円を寄付。過去の販売実績から寄付額は数千万円になると見込んでいる。

 東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターでの記者会見には体操男子の内村航平(22=コナミ)とバドミントン女子の潮田玲子(27=日本ユニシス)が出席。普段は栄養管理に無頓着という内村も「これからは僕も気を付けていきたい」と話した。