ラグビー日本代表のジョン・カーワン・ヘッドコーチ(46)は28日、ニュージーランドのオークランドで記者会見し、W杯で1分け3敗に終わった日本について「結果は伴わなかったが、世界に日本のスタイルを示し、成長を認めてもらえた」と総括した。自らの去就については明言を避けた。

 2勝を目標に掲げた日本は勝利なしに終わり「勝たなければという重圧がプレーに影響した」と分析した。就任5年目の同ヘッドコーチは「日本はラグビー強国になれる。2019年(W杯日本大会)に向け、若いころから(代表と)同じ指導を受ける態勢づくりが必要」と提言した。