ロンドン交通局幹部は、バッキンガム宮殿からトラファルガー広場につながる大通りでロンドン五輪のマラソン発着点も設置される名所「マル」を、エリザベス女王即位60周年の記念行事が行われる6月からパラリンピックが終了する9月まで約3カ月間閉鎖すると明らかにした。英メディアが28日、報じた。

 ビーチバレーで1万6000席のスタンドを設置するなどマルやその周辺の五輪施設を整備するためで、車両も歩行者も通行止めとなる。英メディアは、懸念が高まる交通渋滞がこの周辺で一層激しくなるとの予測や、英王室にも影響が出るとの見方も出ている。