日本オリンピック委員会はロンドン五輪開幕100日前の18日、都内で「1億2500万人の大応援団」プロジェクトを発表した。史上初の一般参加を含む1万人による代表選手壮行会を、7月21日午後から(時間未定)代々木第一体育館で行う。18日から5月25日まで参加者を募集する。問い合わせは050・5541・8600。

 「大応援団」団長にはテニスの松岡修造氏、リーダーズにバレーボールの大林素子氏が就任。松岡団長は「応援が今の僕の生き甲斐、すべて。選手に本気の応援を届けて、選手から勇気、感動、希望をもらいたい」と話した。応援最初のパフォーマンスとして「書道ガールズ」の埼玉・松山女高書道部26人が縦3・5メートル、横6・5メートルの「がんばれニッポン」の書をつくった。

 会見に出席した体操の内村航平(23=コナミ)は「多くの応援を力に変えたい」と話し、重量挙げ女子の三宅宏美(26=いちご)は「応援はいつも聞こえているのでありがたい」と話した。レスリング女子の吉田沙保里(29=ALSOK)は「私たちも活躍して日本に元気を送りたい」と、決意を新たにしていた。