日本ラグビー協会は26日、本年度の女子7人制日本代表候補と強化方針を発表した。

 「ファーストスコッド」と呼ばれる候補選手には鈴木彩香(23)、藤崎朱里(27)ら21人が選ばれ、その予備軍となる「セカンドスコッド」が7人おり、必要に応じて入れ替えなどがある。また、テスト生として高校生2人が選ばれ、スポットで練習や合宿に招集する。

 浅見敬子ヘッドコーチは選手選考の基準について、従来通り運動量を重視したのに加え、東京セブンズ(3月31日、4月1日)でのプレーを見て選んだという。

 7人制ラグビーは16年リオデジャネイロ五輪から正式種目で、太田治チームディレクターは「オリンピックではメダルを取らないといけない」。強化にも本腰を入れるため、従来は週末中心だった練習や合宿も平日にまで拡大した。

 来年の7人制W杯(ロシア)に向けたアジア予選が10月にあり、そこでの1位突破が当面の目標だ。