日本人のエース対決が実現した。10月1日に開幕の男子テニスツアー公式戦楽天オープンの本戦公開ドローが29日、都内で行われ、日本NO・1で世界17位の錦織圭(22=日清食品)と、同NO・2で同52位の添田豪(28)が初戦で対戦することになった。錦織と添田の対戦は、過去1度だけ。今年の7月のアトランタ大会準々決勝で対戦し、添田が6-2、6-1で快勝している。組み合わせを抽選で引き当てたのは、昨年の全日本優勝で、今大会は主催者推薦で出場する守屋宏紀。「1回戦からタフな組み合わせを引いてしまった。これも運があるということで」と、苦笑いだった。大会での初戦での日本人対決は、08年の鈴木貴男対杉田祐一以来。

 日本選手の1回戦組み合わせは以下の通り。▽杉田(三菱電機)-シャルディー(フランス)、守屋(北日本物産)-ワウリンカ(スイス)、伊藤竜馬(北日本物産)-アルマグロ(スペイン)、錦織-添田(空旅ドットコム)