<フィギュアスケート:ジャパン・オープン>◇6日◇さいたまスーパーアリーナ

 日本と北米、欧州の3地域が団体戦で競う大会は、高橋大輔(26=関大大学院)や浅田真央(22=中京大)らが出場した日本が合計569・25点で2年ぶり5度目の優勝を果たした。世界王者のパトリック・チャン(カナダ)らを擁して連覇を狙った北米は511・80点で2位。3位が06年トリノ五輪金メダリストのエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)らが滑った欧州で、510・52点だった。

 各チーム男女2人ずつがフリーを滑り、計4人の合計得点で争った。日本は高橋が、2本目の4回転ジャンプこそ失敗するも、完成度の高い演技で男子6人中トップの172・06点をマーク。小塚崇彦(23=トヨタ自動車)も4回転ジャンプに2度挑み、2位で続いた。女子では、浅田はトリプルアクセル(3回転半)は跳ばなかったものの、122・04点で女子6人中2位。鈴木明子(27=邦和スポーツランド)は3位だった。