今月いっぱいで解散するバドミントン女子のパナソニックが22日、大阪府大東市内の体育館で最後の練習を行った。選手10人全員の移籍が決まり、すでに8人が新たな所属先で練習を開始。

 ともに秋田県の北都銀行に移籍する米元小春と三木佑里子の2人で、前身の三洋電機から続いた33年の歴史に幕を下ろした。

 昨年12月の全日本総合選手権混合ダブルスを制した米元は「もうこの体育館で練習することがないと思うと寂しいが、チームの魂はみんなが持ち続ける」と話した。谷内貴昭監督は「この中からまた日本一が出ると思う」と教え子たちの飛躍を願った。