全日本柔道連盟は31日、元女子選手に対するセクハラを認めた福田二朗元理事(76)を登録永久停止とする処分案をまとめた。この日、東京・文京区の講道館で特別調査チームの会合が開かれ、全会一致で規定で最も重い処分が決定。同チームの宇野博昌・全柔連広報委員長は「被害者に恐怖を与えたということで、重い処分を求める意見が多かった」と説明した。

 全柔連は今年2月、準強姦(ごうかん)の罪で実刑判決を受け、現在控訴中の五輪金メダリスト内柴正人被告を永久停止処分としている。