全日本柔道連盟の細川伸二理事は30日、部内暴力によって無期限活動停止中の天理大柔道部が再発防止に向けた研修会や、ボランティア活動を実施していることを明らかにした。

 ボランティアは奈良県内で清掃活動などに従事。世界選手権男子73キロ級覇者の大野将平前主将は停学中のため参加していない。柔道部の活動再開のめどは立っておらず、天理大師範でもある細川理事は「いろいろと反省しながら再開の時期を待ちたい。(暴力行為の)当事者以外の部員には早く練習をさせてあげたい」と話した。