来年2月に冬季五輪が開催されるロシア南部のソチでアルペンスキー会場となっているゲレンデが14日、オープンし、地元のスキーヤーらが今シーズンの初滑りを楽しんだ。

 例年より冷え込みが厳しくて降雪も多く、五輪の選手村がある標高約1100メートル付近では積雪が既に80センチを超えている。

 ソチがある地方の中心都市クラスノダールから来たという27歳の女性、バレンチナ・トンキエワさんは「ことしは雪が多くて、雪質もいい」と話した。このスキー場は五輪開幕約1カ月前の1月6日で営業を中断し、五輪後に再開される。