<バドミントン:世界選手権>◇第3日◇27日◇コペンハーゲン

 女子ダブルスで第3シードの高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)がベスト16入りを決めた。

 ロンドン五輪出場を逃した悔しさをばねに成長した24歳の高橋礼と22歳の松友のエースペアが「金メダル」を目標に好発進した。16強入りに「初戦で敗退した昨年の悔しさをぶつけた」と2人で声をそろえた。

 後衛の高橋礼が強打で揺さぶり、前衛の松友がネット際の攻防を制する展開が決まり、松友は「自分たちの形になれば世界でもやれる」と強調した。6月のヨネックス・オープン・ジャパンでスーパーシリーズ初制覇を果たし、勢いに乗っている。第3シードの貫禄を示し、高橋礼は「足をすくわれないように1つずつ階段を上がっていきたい」と口元を引き締めた。