<競泳:東京スイミング招待公認記録会>◇21日◇東京都豊島区・東京スイミングセンター

 男子の萩野公介(東洋大)が、100メートル自由形を49秒60の好タイムで制したほか、同400メートルと100メートルバタフライの3種目で優勝した。

 萩野は「レースに出ることでスピード(強化)のいい練習になった」と笑顔で話した。

 100メートル自由形では目標の50秒を切ったことで一定の満足はしつつも「後半ばたついたので安定させたい」と課題を挙げた。

 平泳ぎで五輪2大会連続2冠の北島康介(日本コカ・コーラ)は100メートルで1分2秒44の2位。世界選手権の代表選考がかかる来年4月の日本選手権を見据え「1分1秒台を出したかったので悔しさは残る。気を引き締めてトレーニングしたい」と力を込めた。

 女子100メートル自由形の13~14歳の部では中学2年の池江璃花子(ルネサンス亀戸)が55秒49の中学新記録で優勝した。