<W杯スキー:ジャンプ男子>◇個人第2戦◇フィンランド・ルカ◇HS142メートル、K点120メートル
伊東大貴(雪印メグミルク)が2位、葛西紀明(土屋ホーム)が3位に入った。W杯で複数の日本選手が表彰台に上がるのは、2006年1月の札幌大会以来。
ソチ冬季五輪団体で銅メダルを獲得した伊東は138メートル、137・5メートルの大飛躍をそろえ、276・1点をマーク。ソチ五輪で2個のメダルをつかんだ葛西は131メートル、136・5メートルの270・5点だった。シモン・アマン(スイス)が284・1点で今季初勝利となる通算22勝目を挙げた。
竹内択(北野建設)は22位。小林潤志郎(雪印メグミルク)は38位で2回目に進めなかった。
伊東大貴のコメント。
「信じられない。1、2回目とも風の条件が良かった。ラッキーをちゃんとものにできた。
葛西紀明のコメント。
「満足している。安定感が抜群。不安があったのは(シーズンの)最初だけ」。自信も余裕も出てきた」。