全日本柔道連盟(全柔連)国際委員会委員長の細川伸二氏(54)が、国際柔道連盟(IJF)から新設の「コーディネーション委員会」委員に指名された。

 IJFが7日付で発表した。同委員会はサポート機関で、審議事項に意見を述べることもあるという。世界各地域から委員10人が選ばれ日本人は細川氏1人。

 1984年ロサンゼルス五輪男子60キロ級王者で全柔連理事でもある細川氏は「このような責務を打診され、名誉に思います。委員全員で国際柔道の発展のために努力します」とコメントした。

 IJFには昨年8月から日本人理事が不在となり、競技発祥国ながら国際舞台での発言力低下、情報収集量の少なさなどが懸念されている。