<アメリカンフットボール:甲子園ボウル:関学大55-10日大>◇14日◇甲子園球場

 4年連続49回目出場の西日本代表・関学大(関西)が、2年連続33回目出場の東日本代表・日大(関東)を55-10で下し、4年連続27度目の優勝を飾った。

 宿命のライバル日大を相手に大勝した関学大の鳥内監督は「(大差がつくとは)思ってもみなかった」と驚いた表情。「最初のドライブでTDがとれたのと、次の攻撃シリーズで日大がパント処理ミスをしてくれたので、うちに大きな流れが来たのかな」と振り返った。

 ランプレーだけで319ヤードと日大を圧倒。「ランが意外と出たので無理に放らずに済んだ」と話す。

 次戦は日本一をかけ、来年1月3日のライスボウルで社会人代表(15日に決定)と対戦する。「個人のレベルでは勝てない。相手を慌てさせる作戦を考えないと」と、13季ぶりの日本一へ闘志をかきたてていた。