日本バレーボールリーグ機構は15日、東京都内で緊急理事会を開き、パチンコ店での窃盗容疑で逮捕されたプレミアリーグ男子、東レの日本代表選手、王金剛容疑者(30)を無期限資格停止処分とすると発表した。

 東レと吉田晴彦部長、小林敦監督にはけん責処分を科した。

 東レもこの日処分を発表し、王容疑者を無期限活動停止としたが、チームは20日に再開されるリーグ戦に引き続き出場することを明らかにした。

 吉田部長と小林監督は今季残り試合の活動停止が決まり、矢島久徳副部長が部長代行、篠田歩コーチが監督代行を務める新体制となる。

 王容疑者は10日、東京都内のパチンコ店で財布を盗んだ疑いで逮捕された。

 チームは12日、東京体育館で開催中だった全日本選手権の準々決勝出場を辞退した。