北京五輪ソフトボールのエース上野由岐子(27=ルネサステクノロジ高崎)が16年夏季五輪での落選から一夜明け、複雑な胸中を明かした。15日からの国体関東予選に備えた練習後に会見。「大きなものを失った」とショックを隠しきれなかった。今後は世界選手権を第1目標に、20年五輪での奇跡の競技復活を信じるしかない。元代表エースの高山がボブスレーに挑戦するように他競技への興味を聞かれたが「自分は考えていない」とキッパリ。「ソフトが好きという気持ちは五輪がなくなっても失いたくない」と話した。