アテネ五輪100キロ超級金メダルの鈴木桂治(29=国士舘大職)が29日のグランプリ青島(中国)で優勝した。立山広喜との決勝戦を制した。昨夏の北京五輪は100キロ級で初戦敗退。今年に入り公式戦復帰したが、4月の全日本選手権、5月のアジア選手権、そして11月中旬の講道館杯も敗れていた。大会出発前に「まだ29歳。(不振を)年齢のせいにはしない」と意地を見せていたが、結果でも05年世界選手権以来の国際大会優勝で証明した。