柔道男子日本代表が窃盗被害にあった。12日、スペインでの国際合宿から帰国した世界選手権(8月、ロシア)66キロ級代表の高市賢悟(21=東海大)が「干してあった道着が2枚なくなっていた」と明かした。約20カ国から男女選手が参加したバルセロナ近郊での短期合宿。その最終日、宿泊施設で洗濯して乾かしていた道着が狙われたという。90キロ級代表のベイカー茉秋(19)も1枚がなくなっており、市販品だと2万~3万円ほどするため、被害額は5万円ほどか。幸い、盗まれたのは試合用ではなく練習用だったが、高市は「焦りました。まだ、先生(井上康生監督)に報告してないんですよ。どうしよう」と頭を抱えていた。