競泳の13年世界選手権男子400メートル個人メドレー金メダリストの瀬戸大也(20=JSS毛呂山)がイメトレ作戦でライバル撃破を狙う。

 16日、高地合宿先のメキシコに出発した。標高1850メートルの同地では、1日約1万2000メートルを泳ぎ、心肺機能を強化。世界選手権選考を兼ねる日本選手権(4月7日開幕、東京辰巳国際水泳場)にピークを持っていく。酸素濃度の薄い高地では普段より倍以上の疲労を感じるが、不安はない。「いつも隣には公介がいるんで」。ライバルの萩野公介を常にイメージし、自身に妥協を許さず、過酷な練習にも耐えるつもりだ。