<ラグビー・トップリーグ・プレーオフ決勝:東芝6-0三洋電機>◇31日◇秩父宮ラグビー場

 三洋電機は3季連続決勝で涙をのんだ。前半はしぶとい守備でトライを阻み、PG2本だけに抑えた。後半は攻勢に転じて、残り10分からは東芝ゴール前で攻め続けた。PGで点差を詰めるチャンスにも、ラインアウトからモールでトライを狙ったが押し切れなかった。ゲーム主将のNO8龍コリニアシは「東芝のブレークダウンは予想以上だった。一枚上でした」と話した。飯島監督は「選手を誇りに思う。ベストの準備をできず、責任を感じる」と悔しさいっぱいだった。