対談

記者　とても仲の良いお２人ですが出会ったきっかけは？

長澤　スポーツ推薦入試の時にこいつ（材木）が話しかけてきたのがきっかけです。体型似てる子見つけて「仲間おった！」みたいな。

材木　大学で仲良い奴を作りたくて、まずは大きいのを探そうと思ってたら、丁度いいのがいて。最初、何やったっけ？

長澤　「何部？」ってベタなやつ聞かれて「相撲部やで」って答えて。ほんで俺が部活聞いたら「何部やと思う？」っていう、うっとおしい返しをしてきて「柔道部？」って聞いたら「レスリング」ってドヤ顔されて、それからかな。でも本格的に仲良くなったのは大学入ってからだよね。

材木　似たような境遇で高校時代を過ごしたこともあって、意気投合したよね。

長澤　「（そんなこと）あった！あった！」みたいな。

材木　同じ格闘技だし。

長澤　授業もほぼ一緒に受けてるよね。２人並ぶと夏は暑苦しいけど、冬は暖かい（笑）。

記者　互いの部の練習に参加されると聞きますが。

長澤　昔から試合で相撲部がレスリングに助っ人頼んだりしてたから、その流れかな。

材木　そうだね。

長澤　小さい選手が多い相撲部にとって、レスリングのタックルは足取りの役に立ってる。

材木　レスリング部は足腰が弱いから、四股やすり足などが下半身強化に役立ってるよ。

長澤　（自分が）試合に出たのはいつだっけ？

材木　１年生の秋季リーグ戦。

長澤　そうそう。

材木　当時の（レスリング部の）キャプテンから半強制的にね。

長澤　しんどかった。相撲と比べて試合が長いから。１Ｐ（ピリオド）はなんとか持つけど２Ｐはもう・・・。

材木　相撲とは使う筋肉も違うしね。レスリングは膝をついて当たり前の競技だけど、相撲は膝をついたら終わりだから、そういうところも難しい。

記者　総合関関戦で注目の選手は誰ですか？

長澤　チビちゃん２人（宇良和輝（教２）、渋谷暢秀（人２））と（京谷）直哉（人３）かな。チビちゃん２人は、想像できないくらい大きいの倒すから。２００キロのやつとか！　小さいのにようやってくれるわ。

材木　レスリングは、高見凛（法１）かな。高校の時と比べて随分良くなったと思うな。この間のリーグ戦でも良い試合していたし、これからのレスリング部の中核を担う存在かと。この間ケガをして、呪われたかのように筋トレしてたけど。

長澤　あいつの肩幅、駒みたい。（笑）

材木　すごく生真面目だからね。変なやつばかりのレスリング部の中で唯一。

記者　関関戦ではＯＢの方も多く来られると思いますが。

長澤　勝たなあかんってなりますね。

材木　僕は来てくれた分だけ、やる気が出ますね。でしゃばりなので。（笑）

長澤　（応援されるの）好きやもんなー。そういえば（レスリング部の）関関戦（の開始時間）１３時やろ。

材木　うん。

長澤　（相撲部と）かぶってるわ。残念やー。行きたかった！

材木　残念。その分、西日本選手権で応援に行くって。

記者　総合関関戦の意気込みをお願いします。

長澤　もちろんパーフェクトで関大に勝利。個人１、２、３位と団体も３－０で。

材木　１勝でも多く１点でも多く勝つ！個人としてはフォール勝ちで。厳しい戦いになるとは思うけど、若佐谷（薫（経４）本部長）を男にしてやりたいです。