2月1日に行われる日本相撲協会の理事選挙への立候補をめぐり、貴乃花親方(元横綱)ら7人が離脱した二所ノ関一門は31日、東京都内のホテルで会合を開き、擁立した現職の二所ノ関理事(元関脇金剛)と放駒理事(元大関魁傑)が再選した場合、武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)の続投を支持することを確認した。

 23票を保有する同一門は、選挙での両理事への票の振り分けを決定。二所ノ関理事は「わたしと放駒親方で足して23にならないとおかしい。裏切ることがないように結束を確かめ合った」と話し、貴乃花親方への票の流出にくぎを刺した。(共同)