日本相撲協会は17日、高島部屋が消滅し、元関脇高望山の高島親方(53)らは春日山部屋に移籍すると発表した。ただ1人の力士だった序ノ口小森が同日付で引退したため。

 親方、行司、呼び出し、床山の4人は同じ立浪一門内で元前頭春日富士の春日山部屋に移籍となった。

 高島部屋は93年に11年ぶりで再興されたが、関取は育っていない。最高時は力士が9人いたが、08年の名古屋からは2人以下。小森も初場所の新弟子検査合格者だった。

 入門者不足を理由に、桐山部屋も初場所限りで消滅している。これで部屋数は49となり、50を切ったのは99年名古屋以来となる。