日本相撲協会の貴乃花審判部長(元横綱)は25日、審判部で会議を開き、28日の臨時理事会開催を放駒理事長(元大関魁傑)に要請し、了承されたことを明かした。同日の九州場所番付編成会議を経て、正式に「大関琴奨菊」が誕生する。同審判部長は「横綱に勝った一番は大きいと思います。ほぼ満場一致に近い」と話した。また、関脇稀勢の里については「今日勝っても(直近3場所で)30勝。もう1場所見ようではないかということになりました」と話し、大関昇進は来場所以降に持ち越しとなった。