大相撲の新大関稀勢の里(25=鳴戸)が25日、千葉・松戸市の鳴戸部屋での朝稽古で、幕内高安と十両隆の山を相手に59番取り、53勝6敗だった。昇進を決めた九州場所後、最多の番数で「先場所の後半、疲れで腰が浮いて、あごが上がって、受けに回ることが多かったから、意識していかないといけない」と、スタミナ養成に重きを置いたことを明かした。この日は集中力も切れず、内容も充実。「状態は悪くないですね」と手応えを口にした。