<大相撲夏場所>◇13日目◇18日◇東京・両国国技館

 東前頭4枚目の栃煌山(25=春日野)は、安美錦に土俵際まで押されたが、右を差して一気に逆襲した。3敗を守り「ちょっと肩に力が入って、重い感じがした。投げにいくのでなく、我慢できたのが良かった」と振り返った。6年ぶりの日本人Vだけでなく、99年秋場所の琴光喜以来となる平幕優勝の可能性も秘める。14日目は、割が崩れて大関鶴竜戦。「やりがいのある相手。気合が入っていい」と歓迎した。