横綱昇進を狙う大関日馬富士（２８）が２８日、東京都江東区の伊勢ケ浜部屋で、右目を痛めてから控えていた申し合いを再開した。幕内宝富士らと２８番取り「体はよく動く。目は（相手に）当たった時にちょっと痛いけど、それぐらい問題ない」と回復をアピールした。

　左喉輪からの押し、左で上手や前まわしを取ってからの寄りに勢いがあった。師匠の伊勢ケ浜親方（元横綱旭富士）は「全然変わりないね」と負傷の影響を感じさせない動きに目を細めた。