綱とりに挑む大関日馬富士(28=伊勢ケ浜)は31日、時津風部屋へ出稽古した。同じく出稽古していた鶴竜と13番取って5勝8敗とひと息。ひざから崩れて尻もちをついたり、簡単に土俵を割るなど内容的にも完調手前の印象だ。日馬富士は痛めている左足首について聞かれると「大丈夫」と話した。9月1日の稽古総見では「稀勢の里と」と対戦を熱望した。また鶴竜は「まずまずです。日馬富士関が疲れているのもあると思います」と謙遜した。