日本相撲協会は28日、春場所(3月10日初日、大阪・ボディメーカーコロシアム)の新弟子検査の申し込みを締め切り、受検者は、アマチュア横綱の遠藤聖大(22=日大)ら39人となった。

 卒業時期と重なり「就職場所」と言われる春場所としては、過去最少だった昨年より5人増えた。3年ぶりの増加で、2日に検査が行われる。

 春場所担当部長の貴乃花親方(元横綱)は「39人っていうのは、まだまだ少ない。3月は就職場所なので、本当は4、5倍ほしい。大相撲の文化をさらに根付かせていけば、自然と増えてくると思う」などと話した。