大相撲史上初の元ホスト力士、朝山下(21=高砂)も静かに土俵を去った。昨年夏場所でデビュー。体重68キロながら名古屋、秋の2場所で計4勝を飾り、部屋関係者からは「これからが楽しみ」と期待されていた。しかし、秋場所直後に部屋から逃走。いったんは部屋に戻ったが、再び逃走した後は連絡が取れない状態になった。高砂親方(元大関朝潮)は復帰を願っていたが、かなわなかった。