右足首の靱帯(じんたい)を痛めて4日目から休場した大関日馬富士(26=伊勢ケ浜)が、最悪の事態を回避した。18日、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「手術しなくていい、となった。ガンガン相撲取るまでに6週間かかる」と説明した。日馬富士は17日夜に帰京し、今後は東京でリハビリを行う。来年初場所(1月9日初日、両国国技館)は初のかど番で、経過が順調でもけいこ再開は初日10日前になるが、師匠は「大事なのは、どうしてケガしたのかを考えること。それができれば、いい方向に向かう」と話した。