<大相撲秋場所>◇14日目◇24日◇東京・両国国技館
関脇琴奨菊(27=佐渡ケ嶽)が、大関昇進を確実にした。大関日馬富士(27)を寄り切って12勝目。直近3場所で合計33勝とし、大関昇進の目安を達成した。日本人大関の誕生は、琴光喜以来4年ぶり。今日25日の千秋楽で、日本人として栃東以来、5年ぶりの優勝に挑戦する。
★本名
菊次一弘(きくつぎ・かずひろ)
★生まれ
1984年(昭59)1月30日、福岡県柳川市
★相撲歴
小3で始め、小4から3年連続でわんぱく相撲出場。明徳義塾中で中学横綱、同高では宇佐大会や、国体など7タイトルを獲得した。02年初場所で初土俵
★出世
04年名古屋場所新十両昇進、05年初場所新入幕
★記録
通算425勝315敗2休。技能賞3回、殊勲賞2回
★しこ名
琴菊次で初土俵。幕下だった04年初場所から琴奨菊。先代の師匠(元横綱琴桜)が「人から尊敬される力士になれ」との意味を込めた
★酒
全く飲めない。酒席では、マドラーで混ぜた水を飲んだだけで酔ったという逸話も
★好きな女性のタイプ
「ホッと落ち着ける人がいいですね。職場では泣けないからね」
★好きな食べ物
ご飯
★ライバル
豊ノ島、稀勢の里、日馬富士
★得意
左四つ、寄り
★家族
父母と兄2人
★サイズ
179センチ、174キロ