大相撲秋場所(9月9日初日、両国国技館)へ向け、大関稀勢の里(26=鳴戸)が、4日連続の“出稽古”に臨むことになった。二所ノ関一門が、場所前に3日間の連合稽古を予定していることが24日、分かった。30日に松ケ根部屋、31日に高田川部屋、9月2日に佐渡ケ嶽部屋で行う。同1日は国技館の教習所で横審稽古総見が開催されるため、4日続けて鳴戸部屋を飛び出して、申し合いに加わることになる。5月の夏場所前は3日連続で連合稽古があり、大関琴奨菊(28)らと熱のこもった稽古を展開した。日馬富士も鳴戸部屋への出稽古を考えており、初優勝へ向けて、貴重な実戦機会にもなる。