今春2季ぶりの優勝を目指す明大野球部OB会が18日、都内で行われ、昨春から10試合以上増えたオープン戦日程が発表された。主力4年生が抜け、善波達也監督(46)は「試合の中で競争心をあおりたい」と実戦を増やした。関西、東海にも遠征し、青学大、亜大、東洋大とは2試合ずつ行う。「リーグ戦を想定して前の試合を次にどう生かすか考えたい」と大学球界では異例の試みに出る。

 開幕投手は昨秋防御率0・00の野村祐輔投手(1年=広陵)を最有力候補に挙げた。「今年は相手エースに当てていくことになる」と、早大・斎藤佑樹投手(2年=早実)らと積極的に投げ合わせる方針だ。