不敗神話のユニホームとともに、「横浜反撃」の最終章に突入する。DeNAは、6月28日~30日の阪神戦で開催された「I☆YOKOHAMA SERIES」で着用したスペシャルユニホームを11日のヤクルト戦(横浜)から主催試合限定で再着用することを決定。同3連戦で3連勝し、球団新記録のハマスタ17連勝の起点となった、幸運のユニホームである。

実は3連勝を飾った夜、SNS上では験を担ぎ、再び着用を望む声とともにユニホームのデザインを絶賛する声が聞かれた。横浜を象徴するれんが調の街並みにもなじみやすいネイビーを基調とし、アクセントとして、横浜市花であるバラを表現したピンクを採用。普段使いのファッションとして、日常生活に取り入れやすいスタイリッシュさを売りにする。

同シリーズは、創設30周年を迎えるサッカーJ1横浜とのコラボイベントとして、開催された。3月28日に行われた共同会見に出席した山崎康晃投手(29)は、ユニホームの印象を「COOL」と表現した上で「ピンクのラインが入っていて、かっこいいなと。なかなか着ないユニホームのカラーなので、斬新でいいかなと思います」と笑顔で話した。

現在、J1で優勝争いを繰り広げる横浜も10日の福岡戦、18日の札幌戦でDeNAとコラボしたスペシャルユニホームを再着用する予定。キャプテンの佐野は「マリノスさんの勢いも借りて、一緒に横浜の街を盛り上げたいと思います」と共闘を宣言。競技の垣根を越え、「YOKOHAMA」の街を熱くさせる。【DeNA担当 久保賢吾】