今夏の高校野球神奈川大会(7月11日開幕)の組み合わせ抽選会が13日、県立青少年センターで開催された。前年優勝校の東海大相模は初戦(16日・横浜スタジアム)で足柄と岸根の勝者と対戦する。

 遠征中で欠席した長倉蓮主将(3年)に代わり、前日に大役を任された加藤瞬マネジャー(3年)がくじを引いた。ノーシードの横浜が反対のブロックに入り、「部員からは『横浜の近くだけは引くな』と言われていたので、ほっとしました」と安堵(あんど)の表情。抽選会前日の夜には、体を清めるために塩を入れた風呂につかり、当日には2カ所の神社で参拝した効果があった。00、01年横浜以来の連覇へ、加藤マネジャーは「プレッシャーはあるが、そう簡単ではない」と気を引き締めた。