昨秋の東北大会に出場した宮古商が、初戦で姿を消した。

 1点を追う5回表に同点に追いついたが、直後の5回裏に勝ち越しを許した。山崎明仁監督(35)は「相手投手がいいので警戒はしていたが…。外のスライダーの打ち損じが多かった」と悔やんだ。

 エース右腕で4番の森谷秀吾(3年)が春からケガ続きで、この日はスタメンを外れた。7回表に代打で登場し、その裏から2番手で登板。2イニングを無失点に抑えたが、勝利には結びつかなかった。「エースなのにチームに迷惑をかけてしまった」と肩を落としていた。