第1シードの鶴岡東が山形東相手に11安打10点を奪い、7回コールドで順当に初戦を突破した。

 先発したエース左腕福谷優弥(3年)は初回に先制を許すも、その後は調子を上げ5回5安打1失点。「最初は緊張があった。球が全部浮いてたので、徐々に修正した」。左腕を下に伸ばして球の出どころを隠す独特のフォームから、直球とカーブに時折チェンジアップを織り交ぜて尻上がりに調子を上げた。6回からはライトを守るシフトも試した。17日の3回戦は米沢工と山形南との勝者と当たる。