岩ケ崎が第5シードの塩釜を破り、1966年以来49年ぶりとなる16強入りを果たした。

 4番小岩儀登(よしと=3年)が、初回に先制の左前適時打を決めると、5回には自身公式戦初となる2ランを放つなど3安打4打点の大活躍。投げてはエース右腕八幡真也(3年)が8回9安打1失点と粘投し、8回裏に代打島田大輝(3年)が左越え2点適時二塁打でコールドを決めた。

 部員22人の少数精鋭チームが昨夏4強の相手を撃破。県内では最年少となる26歳の大越春輝監督が一昨年就任時に1年生だった選手らが躍動し「毎日怒ってばかりでしたが、よくついてきてくれた。今日は本当によくやった」とうれし涙。小岩は「監督に感謝仕切れない。シード校に勝てるなんて本当にうれしいです」と笑顔だった。